メーカーさんから、静電気についてのリーフレットをいただいたのでご紹介します。
毎年、冬になると『静電気で髪がブラシにからまる…』『静電気で髪が広がる…』などの悩みはありませんか?
この髪に起こる静電気の原因は 髪の水分バランス にあります。
冬は、天気予報でもほぼ毎日 “乾燥注意報” が発令されているように、この時期は肌と同じように髪も頭皮も乾燥してしまいます。
本来、髪に最適な湿度は60%!
なのに冬場はなんと20%前後の日が続きます。
さらに室内では、エアコンなどの暖房器具をつかっているところがほとんどですので、実際にはそれ以上に湿度が低くなっているかもしれません。
こんな乾燥した状態の中で髪の毛をとかすと、ブラシの摩擦によって、私達の目ではみえない空気中の電気のバランが崩れてしまいます。
これが髪に静電気が起こる最大の理由です。
私達の髪は通常、約11〜15%の水分を含んでいて、これよりも水分が少なくなるとパサつきを感じやすくまる状態になります。
特に冬は極端に乾燥し、静電気でダメージを受けてしまうとかみの表面を覆っている “キューティクル” がはがれ、髪の内部の水分やたんぱく質が流出してしまうのです。
こうなるとパサつきはさらに酷くなり、枝毛、切れ毛の原因にもなってしまい、髪はますます傷んでしまいます。
しかもそれだけではありません!
乾燥して傷んでしまった髪ほど静電気は強くなり、酷いときにはなんと数万ボルトにまで達します。
こうなると頭皮にまで影響を与え、負担になり、今度は抜け毛や髪が細くやせる原因にもなってしまうのです。
ではどうすれば静電気は防げるのか?
髪の静電気を防ぐには、髪と頭皮の水分バランスを整えることが大切です。
具体的には、正しいシャンプーを心懸ける。
洗浄力の強いシャンプーは避け、頭皮をマッサージするように汚れを取り除き、保湿力の高いコンディショナーやトリートメントで潤いを保ちましょう。
そして、濡れた髪はドライヤーで乾かしましょう。
髪が濡れている時間が長くなればなるほど髪や頭皮は無防備な状態ですので、ドライヤーの熱から守るアウトバストリートメントをつけて乾かす事をおすすめします。
そして、髪をとかす時は豚毛や猪毛、木製などの天然素材のブラシやくしを使うと静電気が起きにくくなります。
いかがですか?参考になりましたでしょうか?
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